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答弁書づくりで年2,072時間。西海市が全庁で生成AIを配った結果
資料作成西海市自治体・公共AIノーコード
SAVED
年2,072時間
文章をまとめる時間
出典が公表しているのは年間の削減量だけで、1件あたりの作業時間の前後は示されていません。そのため前後の比較は載せていません。
試験運用2か月でログイン率57%
生成AIを一部の部署だけで試すと、効果が数字になりません。長崎県西海市が全庁に配って年2,072時間を削減した事例から、配り方と使いどころを説明します。
本記事は、各社が公開している導入事例・公開情報をもとに、マクセラスが独自の視点で業務改善の考え方を分析したものです。マクセラスが導入を担当した事例ではありません。
03PROBLEM
「まとめる」仕事は、部署をまたいで薄く広がっている
マクセラスによる仮説 — 出典に内訳の数字はありません
- 文章を書き起こすいちばん多い
- 音声・画像から起こす次に多い
- 要点を整理する残り
上の構成は、出典にある活用業務(議会答弁書の作成補助・画像内の文字起こし・翻訳・文章の要点整理・音声ファイルのテキスト化・議事録整形)から、当社が推定したものです。当該企業の実測値ではありません。
04CASE
その組織では何が起きていたか
長崎県西海市は、生成AIを試す部署を絞らず、役所全体で使える土台として入れました。実際の使い道は、議会でのやり取りに備えた原稿の下ごしらえ、画像に写った文字の読み取り、翻訳、長い文章の要点出し、録音の書き起こし、議事録の体裁を整える作業です。
いずれも「一から書く」のではなく「材料を形にする」仕事です。1件あたりは短くても、部署をまたいで全員が少しずつ抱えていました。
05CHANGE
何を変えたのか
- 材料を集める
- 一から書く
- 整える
- 確認してもらう
4工程。タブで変えたあとと見比べられます。
BEFORE
- 材料を集める
- 一から書く
- 整える
- 確認してもらう
AFTER
- 材料を渡す
- 下書きが出る
- 人が直す
- 確認してもらう
全員が触れる形で配り、下書きまでを機械に任せる運用にしました。試験運用に入って2か月の時点で行った庁内アンケートでは、半数を超える職員が実際に使っており、9割ほどが役に立つと答えたと報告されています。
重要なのは「配った範囲」です。一部の部署だけで試すと、うまく使える人の工夫で終わって数字になりません。全員が使える状態にすると、薄く広がっていた時間が合計として現れます。
06RESULT
どれだけ減ったのか
- 年間の業務削減
- 2,072時間
- ログイン率(2か月時点)
- 57%
- 有効性を実感した職員
- 約9割
サイボウズが公開した長崎県西海市の取り組みによる数値です(2024年12月20日発表)。全庁導入の基盤として kintone を採用したと説明されています。
08APPLY
民間の会社なら、どこに当てはまるか
「文章にする」仕事は、職種を問わず全員が少しずつ持っています。
営業
商談メモを報告書の形に整える
管理部門
会議の音声から議事録を起こす
広報・採用
同じ内容を媒体ごとに書き分ける
現場のリーダー
日報や連絡事項を毎日まとめている
生成AIの効果を測りたいなら、部署を絞るより人数を広げてください。1人あたりの削減が小さくても、全員ぶんを足すと数字になります。逆に一部だけで試すと、成果は個人の工夫に見えて終わります。
09YOUR COMPANY
あなたの会社なら、何時間か
全員が少しずつ持っている作業なので、対象人数を広めに入れてください。
MAXELUS VIEW
一部の部署で試すと、効果は数字になりません。
1人あたり1日10分の削減は、本人にはほとんど自覚されません。人数を掛けて初めて意味のある数になります。
私たちも、対象を絞るより先に「全員が触れる状態」をつくることを勧めます。使われなかった部署が分かるだけでも、次の打ち手が決まります。
11FAQ
よくある質問
12SUMMARY
この記事のまとめ
- 01長崎県西海市は生成AIを全庁に導入し、年間2,072時間の業務削減を達成したと報告されています
- 02使いどころは議会答弁書の作成補助・文字起こし・翻訳・要点整理・議事録整形
- 03試験運用2か月時点でログイン率57%、約9割の職員が有効性を実感
- 04効果を数字にしたいなら、部署を絞るより配る人数を広げてください
13 SOURCES
- 西海市、kintone×生成AIを全庁導入 年間2,000時間以上の業務削減を達成サイボウズ・2026-08-17 確認原文を見る ↗
掲載している数値は、各出典が公開している報告値です。当社が測定したものではありません。 図や表は、出典が公開している事実をもとに当社が独自に作成しており、出典の図版は使用していません。
本記事は、各社が公開している導入事例・公開情報をもとに、マクセラスが独自の視点で業務改善の考え方を分析したものです。マクセラスが導入を担当した事例ではありません。

