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経理の月初が30時間短くなった。ランサーズが紙をやめて分かったこと
入力・転記ランサーズIT・情報通信SaaSペーパーレス
BEFORE
100時間
紙で申請し、印刷して押印する
AFTER
70時間
画面で申請し、そのまま承認
減った時間の合計 — マネージャーだけで月70時間
経理が忙しいのは月初に集中するからです。ランサーズが業務時間の30%以上を削減した事例から、紙の承認をやめると月初がどう変わるのかを説明します。
本記事は、各社が公開している導入事例・公開情報をもとに、マクセラスが独自の視点で業務改善の考え方を分析したものです。マクセラスが導入を担当した事例ではありません。
03PROBLEM
経理の時間は、月初に固まって現れる
マクセラスによる仮説 — 出典に内訳の数字はありません
- 承認を待つ・回すいちばん多い
- 証憑を突き合わせる次に多い
- 入力する残り
上の構成は、出典にある「紙ベースで承認申請を行っていた」「印刷・記名・押印というアナログな申請方法」という記述から、当社が推定したものです。当該企業の実測値ではありません。
04CASE
その会社では何が起きていたか
ランサーズはクラウドソーシングや人材マッチングを手がける会社です(51〜300名)。仕訳の根拠になる資料を紙に出し、担当者が日付と名前を書いて印を押す。これが経理の承認の前提になっていました。
書き損じれば差し戻しになり、そのたびに申請をやり直します。そして印を押す以上、誰かが出社しないと止まります。在宅では処理できない業務が残っていました。
05CHANGE
何を変えたのか
- 印刷する
- 記名・押印
- 紙を回す
- 証憑を確認
- 仕訳する
5工程。タブで変えたあとと見比べられます。
BEFORE
- 印刷する
- 記名・押印
- 紙を回す
- 証憑を確認
- 仕訳する
AFTER
- 画面で申請
- 画面で承認
- 証憑は自動で紐づく
仕訳伝票の根拠資料の確認と、承認申請をクラウド上に統一しました。印刷・記名・押印がなくなり、リモートでも申請と承認が回ります。
システムどうしをつないだことで、証憑を人が突き合わせる工程もなくなりました。結果として業務時間の30%以上が削減されています。
06RESULT
どれだけ減ったのか
紙で申請し、印刷して押印するにかかっていた時間を 約30% 短縮
- マネージャーの月間業務時間
- 70時間削減
- 経理部門の月初業務
- 約30時間削減
- 全体
- 業務時間の30%以上を削減
マネーフォワードが公開したランサーズ株式会社の導入事例による数値です。同社では、時間が生まれたことでメンバーの学習意欲も高まったと説明されています。
08APPLY
日本の会社なら、どこに当てはまるか
「押印が要るから出社する」が残っている会社は、そこが月初の詰まりになっています。
経理
月初に紙が集中する。締めが後ろにずれる
購買・発注
発注書の押印待ちで、発注が翌日以降になる
人事・労務
雇用契約の押印のために出社日を合わせている
営業
見積の承認印をもらうために社内を回っている
業務時間を測るときは、作業時間ではなく「申請してから承認されるまでの日数」を見てください。作業は10分でも、承認まで3日かかっていることがあります。
09YOUR COMPANY
あなたの会社なら、何時間か
申請する人・承認する人・処理する人の3者が関わります。人数に全員を入れてください。
MAXELUS VIEW
押印は、作業ではなく待ち時間を生みます。
押す行為は3秒でも、押せる人に会うまでが1日です。減らすべきはインクではなく、その1日のほうです。
私たちも、承認の回数と経路をまず数えます。承認をなくすのではなく、承認できる人を増やすか、経路を短くするほうが現実的です。
11FAQ
よくある質問
12SUMMARY
この記事のまとめ
- 01ランサーズは紙の承認申請をやめ、業務時間の30%以上を削減したと報告されています
- 02マネージャーの月間業務時間で70時間、経理部門の月初で約30時間の削減
- 03効いたのは入力の速さではなく、印刷・記名・押印という待ち時間の除去
- 04自社で見るなら、申請日と承認日の差を1か月ぶん並べてください
13 SOURCES
- 紙ベースでの業務から脱却。業務効率化とペーパーレス化により、業務時間の30%以上を削減マネーフォワード・2026-08-17 確認原文を見る ↗
掲載している数値は、各出典が公開している報告値です。当社が測定したものではありません。 図や表は、出典が公開している事実をもとに当社が独自に作成しており、出典の図版は使用していません。
本記事は、各社が公開している導入事例・公開情報をもとに、マクセラスが独自の視点で業務改善の考え方を分析したものです。マクセラスが導入を担当した事例ではありません。

